ちゅんすけ

小学生時代

こんな名前でも、れっきとした女の子。子供もたくさん産みました。ちゅんすけの写真は残っていないけれども、彼女が私の猫歴の原点といえます。
でも、ねこが好きだけど接し方を間違っている、子供の典型のような行為を山ほど犯しているのも事実。
笑って許してくれそうなものから、許してもらえそうにないものまで、ここで懺悔いたします。

「ちゅんすけ」っていうのは…

ありがちな出会い

小学校低学年のとき、学校の帰りに子猫を見つけて家に帰る。叱る母親。「世話はあたしが全部やるから!」とたのみこんで飼いはじめる。
で、やっぱり世話は親まかせだった。

命名

はじめは違う名前にしようとしてたはず。姉たちによりちゅんすけと命名される。理由は「なきごえがちゅんって聞こえる」だったような……そんなばかな!

後日、姉からメールがきて名前の由来が明らかになりました。
当時中学生の上の姉のあこがれの上級生、しゅんすけくんからとられたようです。幼い私に説明するのもめんどくさいということで適当なこと言ったわけですね。

子供たち

子供はたくさん産んだ。すぐに死んでしまった子たちも多い。
家に残っていた子たちには、イチジク、モモ、吉野さん(パセリの項で登場予定)がいる。ちゅんすけは割と美しい猫で、最初の子のイチジクもきれいな子だった。でもその後は……。母いわく、「ちゅんすけの産む子供はだんだんみにくくなっていく」

縁の下で息をひきとる

ちゅんすけは死の直前、いつも日向ぼっこした縁側の下でうずくまっていた。薄暗くて、静かでしかもほんのり暖かい、最高の場所だったかも。ぐったりしているのを見た後、しばらく外で遊んで帰ってきたら(このへんが、まだ子供)、もう動かなくなっていた。手を持ち上げてみたら、カチカチになっていて体ごと持ち上がってきた。このとき初めて死後硬直というものを知ったのだった。

 

子供ってやつは…

ドレスアップ

ドレスアップ横に寝かせると目を閉じるお人形のドレスがジャストフィット。ブルーのシンプルなドレス。(ちゅんすけの写真はないので、うりちゃんをモデルに再現してみました。ちょっと不自然ですけど。) 今の私は、犬や猫にお洋服着せるなんて大反対。せっかくの美しい姿がだいなしだもの。でもこの当時はお洋服着せるとかわいいと思っていた。子供の美意識なんてこの程度。


サザエさんメイク

口紅母の口紅を口にちょこんとぬる。
口を閉じてるととってもプリティなんだけど「にゃぁ」となくとガバッと口が裂ける。
それがサザエさんのお出かけメイクみたいでおもしろくて、 上のドレスとセットで何度もやった。
(ちゅんすけと同じサバ猫のパセリの写真に小細工してみました。…妙に似合う…美人のオカマちゃんってカンジ)


ありがちな行為

親指と人差し指で鼻の穴をふさぐ
あくびをするねこの口に指を突っ込む
ベロをつまむ
耳をひっくりかえす(逆さスコティッシュフォールド)
コタツから引っ張りだす
タンスの上からひきずりおろす
むりやりオンブ

 

ほんとにホントにごめんなさい

庭で遊ぶときもそばにおいておきたいという気持ちから、犬のように紐でつないだことがあった。結び方がへたくそなので結び目がほどけてねこは逃げた。でも、ほどけたのは木に結びつけた方。そう、ちゅんすけは首に長い紐をズルズルさせたままどこかへ行ってしまったのだ。
行方不明になって何日か後、近所の川原で伯母がちゅんすけを発見した。紐はまだ首に結び付けられたままで、葦にからまって身動きできなくなっていたそうだ。首には紐がくいこんで深く傷ついていた。
その後、傷は治り、毛も生えそろって美しく健康な猫に戻ったけど、許されない行為だよね。ごめんなさい、ちゅんすけ。

ちゅんすけはべたべたと甘える猫ではなかった。(私だけを避けていたのかも知れない。なにしろ猫の天敵ともいえる「こども」だったから)
でも、まだ傷が治っていないうちは私にさえもゴロゴロ・スリスリしてきたのをよく覚えている。当時の私は「なんで?」と思っただけだったが、ちゅんすけはそのくらい痛くて、怖くて、不安だったってことだ。胸が痛みます。(あ、思い出したら涙目になってしまった)
この事件以来、私は首輪をつけることも躊躇するようになりました。家の中ではつけてても外に出すときははずしちゃったり…。
とはいえ、首輪は迷子札だったり、のみ取り首輪だったり、ただのアクセサリーじゃない場合が多いので、絶対ダメとは言えません。
それでも、強く引っぱったら外れるとか、輪ゴムのように伸びるとか安全でなければならない、と思っています。

(in Dec. 2000)

196*-2000 ねこばかへの道程